東山紀之に問われる“最年長”としての務めと責任…ジャニーズ事務所内で揺らぐポジション

公開日: 更新日:

「どうなるんだ」と、OBたちからも声が上がっている。少年らへの性加害問題で、批判がつづくジャニーズ事務所。社外取締役の発表などの動きをみせるなか、東山紀之(56)の動向が注目を集めている。

 東山は先日、キャスターを務めるテレビ朝日系の情報番組で生謝罪し、「このままジャニーズという名前を存続させるべきなのか」と社名変更の可能性も示唆。藤島ジュリー景子社長(56)の「知らなかった」発言による逆風を、「最年長」タレントとして、引き受けるような姿勢を見せた。

「社名変更は、そこまでやる覚悟もあるんだよというところを見せるアドバルーン、パフォーマンスでしょう。ジュリー社長や弁護士らと綿密に打ち合わせたでしょうし、そう言ってみて、世間やマスコミはどう反応するか、様子見の作戦だったのでは」と、ジャニーズ関係者は言う。

 こうしたパフォーマンスは、近藤真彦不倫騒動の末に退所した2021年5月の発言を彷彿とさせるらしい。

「自分を犠牲にしてきたスタッフの思いを、どう受け止めるのか」「退所コメントも薄っぺらく感じる」などと、今回と同じ番組で東山は批判。これには関係者やファンも驚いた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  3. 3

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  4. 4

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

  4. 9

    “Snow Manの頭脳”阿部亮平は都立駒場高校から“独学”で上智大理工学部へ 気象予報士にも合格

  5. 10

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは