東山紀之に問われる“最年長”としての務めと責任…ジャニーズ事務所内で揺らぐポジション

公開日: 更新日:

「どうなるんだ」と、OBたちからも声が上がっている。少年らへの性加害問題で、批判がつづくジャニーズ事務所。社外取締役の発表などの動きをみせるなか、東山紀之(56)の動向が注目を集めている。

 東山は先日、キャスターを務めるテレビ朝日系の情報番組で生謝罪し、「このままジャニーズという名前を存続させるべきなのか」と社名変更の可能性も示唆。藤島ジュリー景子社長(56)の「知らなかった」発言による逆風を、「最年長」タレントとして、引き受けるような姿勢を見せた。

「社名変更は、そこまでやる覚悟もあるんだよというところを見せるアドバルーン、パフォーマンスでしょう。ジュリー社長や弁護士らと綿密に打ち合わせたでしょうし、そう言ってみて、世間やマスコミはどう反応するか、様子見の作戦だったのでは」と、ジャニーズ関係者は言う。

 こうしたパフォーマンスは、近藤真彦不倫騒動の末に退所した2021年5月の発言を彷彿とさせるらしい。

「自分を犠牲にしてきたスタッフの思いを、どう受け止めるのか」「退所コメントも薄っぺらく感じる」などと、今回と同じ番組で東山は批判。これには関係者やファンも驚いた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…