東山紀之の「マッチ発言スルー」より深刻…和田アキ子沈黙でTV局の“ジャニーズ忖度”ハッキリ

公開日: 更新日:

 ヒガシは“因縁の相手”の発言を華麗にスルーした──。ジャニー喜多川・前社長(2019年死去)による性加害問題を巡って、ジャニーズ事務所所属の最年長タレントである東山紀之(56)が21日、キャスターを務める情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、「元ジュニアたちの勇気ある告白は真摯に受けとめなければなりません」「未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません」「心を痛めた全ての方々、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

「このままジャニーズという名前を存続させるべきなのか」という発言も含め、東山のコメントは他局でも報じられた。14日の藤島ジュリー景子・現社長の公式見解発表後、テレビでは堰を切ったようにジャニー氏の性加害問題を取り扱うようになった。しかし、今も“ジャニーズ忖度”は続いているという。ジャニーズに詳しい週刊誌記者が証拠を指摘する。

「東山さんの謝罪の前に、VTRでジュリー社長の謝罪動画や国会内での性被害・児童虐待ヒアリングの模様が流れました。しかし、重要な映像が使われていませんでした。近藤真彦さんが、ジュリー社長の『(性加害について)知りませんでした』という書面回答について、『嘘はダメだなって。正直に全てをしっかり話さないと世の中の人は許さないと思う』と話したVTRです。1週間の出来事を振り返る番組で、欠かせない素材ですよ。ジャニー氏の性加害について本当に真摯に向き合うなら、東山さんはマッチさんの発言についても言及すべきだったのではないでしょうか」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  2. 7

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  5. 10

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも