NHK「らんまん」万太郎から寿恵子への手紙《あなたはがんばりすぎるから心配》に滲む“夫婦愛”

公開日: 更新日:

 万太郎(神木隆之介)の植物図鑑の第二集が刊行され、植物学会は万太郎の噂で持ち切りとなった。そんななかで、田邊教授(要潤)の新種発表は失敗し万太郎への羨望の炎はますます燃え上がる。また一方で植物学の研究は、新種の発表を争う戦の場であり、翻弄されていると感じた学生の藤丸(前原瑞樹)は、自分の居場所を失ってしまう。藤丸がそんな沈んだ気持ちを万太郎に相談。しばらく休学して万太郎の側で研究を手伝うことになった。そして2人は早速植物採集のために高知へと出かけた。(以下、ネタバレあります)

  ◇  ◇  ◇

 万太郎の妻・寿恵子(波辺美波)は、大きなお腹で万太郎の帰りを待っている。ときどき万太郎から植物標本が送られてくるため、標本を乾かす作業を家で担っている。夫婦になるとコキ使ったり、コキ使われたりするものだが、それにしてもドカンと届く標本の量に滅入ってしまわないのだろうか。

 万太郎は知っているのかわからないが、寿恵子は、ときより質屋で換金して家計をやりくりしているのだ。さらに内職までして万太郎の出版活動を支えている。ヒドイ夫か、と思っていると万太郎から手紙が届くようになる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  5. 5

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  1. 6

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  2. 7

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  3. 8

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢