ジュリー社長が否定する母メリー喜多川氏の責任…ジャニー氏の性加害を知らなかったはずがない

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題が、国際問題に発展している。

 性被害を訴える元タレントたちの聞き取り調査をした、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の専門家は、「ジャニーズ事務所のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという深く憂慮すべき疑惑が明らかになった」と仰天報告をしている。

 ジャニー氏の性加害問題が世界から注目を集め、改めて事務所の最高責任者の藤島ジュリー景子社長の責任が問われている。しかし、責任はジャニー氏の実姉、故メリー喜多川氏(享年93)にあるという声が関係者から挙がっている。

「死人に鞭打つつもりはありませんが、副社長としてジャニーさんを支え、事実上、事務所の経営を仕切っていたのはメリーさん。その力は女帝と呼ばれて恐れられていた。実弟のジャニーさんでさえ逆らえない存在でした。1999年にジャニーさんの“少年愛”キャンペーンを週刊文春に報じられた際、メリーさんはジャニーさんに、『しばらくは(事務所に)送られてくる写真(応募写真)を見るだけで我慢しなさい』と釘を刺したといいます。弟の性加害を見て見ぬふりをしてきたのは、故メリーさんだったといわれています。ジャニーさんはしばらくは言うことを聞いていたようですが、その後、性癖が治ることはなかった」(大手レコード会社元幹部)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波