「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に“最初の告発者”カウアン氏と橋田康氏が不在のナゼ

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 ジャニーズ事務所の創業者で故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、とうとう世界から物言いがついた。4日、国連人権理事会の作業部会は、日本政府が「透明な捜査を確保し、被害者の実効的救済を確保する必要性」があると指摘。さらに同日「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の7人が行った会見では、改めて「事務所には被害者と向き合ってほしい」と主張した。

 代表の平本淳也氏(57)は、「届かない矢を放ち続けて35年、やっと事態が動いた」と素直な気持ちを吐露したが、それと同時にジャニー氏による性加害の実態が露呈する当初の流れを作った歌手のカウアン・オカモト氏(27)とダンサーの橋田康氏(37)の二人が会見の場にいなかったことに対し、ネットではこんな声が上がっている。

《カウアンさんと橋田さんの不在はなぜなんでしょうね》

《橋田さん、カウアンさんはいきなり再発防止特別チームのヒアリング。中村一也さんには再発防止特別チームへのアクセスはできず、まず心のケア相談窓口という違いがあり、なぜ人によって対応を区別するのか不思議でしょうがない。被害者間で差を付けることでまとまることができないようにするため?》

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