「新しい戦中」に突き進んでいかないためにはどうしたらいいのか──「一寸先は闇」五木寛之、佐藤優著

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「一寸先は闇」五木寛之、佐藤優著

 国際法を無視した戦争が各地で起き、世界と日本は大きく変わろうとしている。

 そうした危機感からか、国民はすでに政治的活力を失っていた自民党を選挙で勝利させ、高市首相に白紙委任状を渡し、大統領型の強い指導者のもとでの生き残りに希望を託したと思われる。

 著者の佐藤氏は今後、行政権(内閣)が立法権(国会)、司法権(裁判所)に優越する形で国家再編が行われると予測。防衛力が増強され、スパイ防止法が制定され、憲法改正も視野に入ってくると。

 昭和「100年」を迎え、新しい戦前を生きる日本人が、「新しい戦中」に突き進んでいかないようにするためにはどうしたらいいのか。

 戦前の日本の空気を体感した人気作家と希代の知の巨人が語り合う対談集。

(幻冬舎 1034円)

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