高市官邸の「カルビーいじめ」で…競合メーカー湖池屋&縁深い岸田元首相が猛烈とばっちり

公開日: 更新日:

 中東情勢の悪化による原油不足を一気に可視化させたのが、食品メーカーの対応だ。カルビーは25日から「ポテトチップス」をはじめとする主力14品の包装を白黒に切り替えて販売し始めた。ナフサ不足で印刷用インクなどの調達不安が出ているため、商品の安定供給を優先させたのだ。

 こうした企業努力に消費者がエールを送る一方、石油製品の供給不安を警戒する官邸側が「売名行為だろう」とクサしたと報じられ、世間はカンカン。判官びいきの矛先は競合の湖池屋、縁の深い岸田文雄元首相へ。ともに猛烈なとばっちりを食らっている。

 25日、内閣記者会の取材に応じた高市首相は「ナフサ由来の石油製品は年を越えて供給継続が可能だ」と強弁を重ねたが、現場との温度差は広がるばかりだ。カゴメは「トマトケチャップ」のパッケージのトマト絵柄を減らし、日清製粉ウェルナは「マ・マー スパゲティ」の乾麺を束ねるテープを無地に切り替える。コストダウンの側面もあろうが、物不足を回避するための策と言っていい。

 そうした中、SNSではこんな不穏な書き込みが相次いでいる。

〈ポテチ業界の“ナフサ格差”がヤバい〉

〈官邸が叩く相手はカルビーだけ 湖池屋には何も言わない 湖池屋にナフサが大量にあるってこと?〉

〈「湖池屋」は今後不買だな。だって岸田一族に1円たりともカネを渡したく無い〉

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰