富士山南麓でクマ出没相次ぐ異常事態…地元自治体、サファリ、アウトドア施設が緊急対応
富士山のふもとの静岡県裾野市で今月20日から26日まで7日連続でクマの目撃情報があり、とうとう周辺の施設が営業休止に追い込まれる事態になっている。
20、21日と近くでクマの目撃情報があった「富士サファリパーク」は、ライオンなどが放し飼いになっている「サファリゾーン」の外周(約2.5キロ)を徒歩でフェンス沿いに1周する「ウォーキングサファリ」を当面の間、休止した。
「近くにクマがいる可能性があるので休止を決定しました。これまでクマ出没でアトラクションの利用を休止したことはありません」(広報担当者)
24日には裾野市に隣接する「富士山こどもの国」(富士市)東側の駐車場にクマが出没したため、同園はアウトドア宿泊施設の営業を休止した。
「今のところ園内には侵入していませんが、お客さまの安全が第一優先ですので、今後、そういうことがあれば営業そのものを取りやめることも考えなくてはいけない」(同園広報担当者)
昨年度、裾野市で初めてクマが目撃されたのは7月5日。以降、年間計10件の目撃情報があったが、残り9件は10月と11月に集中していた。それが今年は5月26日時点で、すでに昨年を上回る17件の目撃情報が寄せられている。危機感を募らせた市は25日、初めて「クマ出没対策本部」を立ち上げた。
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