ついに始まるTV局の“ジャニーズ切り”…サントリー新浪社長「スポンサー降板」示唆の衝撃

公開日: 更新日:

 9月7日の会見から、1週間あまり、「CM降板ドミノ」が止まらないジャニーズ事務所にさらに衝撃が走った。

 サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、16日付の「朝日新聞」の記事の中で、今後数カ月の間に事務所の体制が改善されなければ、所属タレントが出演する番組のスポンサーを降りる可能性を「あり得る」と発言した。

 サントリーは、現在「オールフリー」のCMにSixTONES松村北斗を起用しているが、会見直後に、被害者の救済策・再発防止策で納得のいく説明があるまで、事務所と新たなCM契約を結ばないとの方針を発表していた。

「12日の新浪社長の会見では、同事務所の対応を“真摯に反省しているのか大いに疑問だ”と猛批判。企業に対して、“毅然とした態度をとるべきだ”と発言した。経済同友会の代表幹事を務める新浪社長のこの発言は重く、その後、一気に他の企業もCM起用の打ち切りや契約継続の取りやめなど、雪崩を打つように追随した。今回はさらに、“スポンサー降板”という突っ込んだ発言で、他の企業への影響は大きいでしょう」(経済担当記者)

 すでに木村拓哉が出演中の日本マクドナルドや「嵐」の松本潤が出演する第一三共ヘルスケアのほか、伊藤ハム、東京海上日動火災保険、アサヒグループホールディングスといった大手クライアントがジャニーズ事務所とCM契約を見直し、更新しない方針を明らかにしているが、今後さらに激震が走る可能性がある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波