ジャニーズ新勢力図「5派閥」に分裂…性加害問題で解体的出直しの真っ最中、最後に笑うのはどこか

公開日: 更新日:

滝沢氏の「TOBE」は“来る者拒まず”のスタンス

 ドラマやバラエティー番組の出演ギャラなどはそれに比べれば微々たるもの。あくまで「STARTO社」は楽曲やコンサートなどでの収入で、今後も権勢を誇るのではないかと、この記者は言う。

「一方で、補償問題が一段落したら、東山がタレントに復帰するのは間違いない。その時は、『STARTO社』とエージェント契約を結ぶことになるでしょう。『新しい地図』と『のんびりなかい』の合流? ないでしょうね。一度限りの復活とかならあるでしょうけど。それぞれすでに十分な地位を築いていますから合流するメリットはない。

 また俳優業が順調な『独立派』は、特にライブなどもやる必要はないので、今後も方針継続が予想されます。それと確かに、タッキーの『TOBE』は“来る者拒まず”のスタンスなので、『STARTO社』には行かずにそちらに行くタレントは出てくるでしょうね」

 しかし、いずれにせよ、かつてのように“テレビ局が忖度しまくりのジャニーズ事務所の独占状態”とはならず、まさに群雄割拠の戦国時代になっていくだろうと言う。性加害問題に端を発したジャニーズ帝国の「解体的出直し」は来年もさらに進んでいきそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」