著者のコラム一覧
武内陶子フリーアナウンサー

1965年4月、愛媛県出身。91年にNHK入局。昨年秋からフリーに。

語り草になった「武内のトランプ中継」 同期の有働由美子らとは交換日記で励まし合う

公開日: 更新日:

「おはよう日本」「スタジオパークからこんにちは」などを担当し、NHKに33年勤めた武内陶子さん。地元松山局での新人アナ時代は失敗続き。同期とは励まし合っていたという。

 生放送での失敗はいろいろありますが、初めて全国放送のニュース番組に出演した時のことは今でも忘れません。

 東京のスタジオとつないだ愛媛からの中継リポートでした。内容は栗の収穫で、栗がとれる山でいい栗の見分け方や栗料理を紹介してもらう企画。初の全国中継なのに時間が8分! 長い! とても覚えきれず、内容を10センチ四方の紙に1つずつメモし、忘れた時のために何枚も束ねて手に持ってリポートしたんです。工夫したつもりでした。

 本番の生中継が始まり案の定、次は何をしゃべればいいのかわからなくなり、パニックに! 地元の方がお答えになっている横で相づちを打ちながら、その紙をひたすらめくり続けるということになりました。そんな姿がバッチリ映り、先輩から「何やってるんだ!」と叱られ、「武内のトランプ中継」と語り草になりました(笑)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発