NHK武田真一アナが“日テレ朝の顔に”? 有働由美子の影響だけじゃない、転身もう一つの理由

公開日: 更新日:

NHKの顔」なんていわれる武田真一アナが今年度末で退職するという話、テレビ関係者の間ではサプライズではなかったようだ。「次の人生を考えたら、絶好のタイミングなんじゃないですか」と、フリーの男性アナウンサーはみている。

「武田さんはいま大阪放送局勤務で、個室を持つ専任局長待遇のエグゼクティブアナウンサーですが、全国放送のレギュラー番組は昼の『列島ニュース』と金曜夕方の『ニュースきん5時』だけ。とてもエースアナがやるような仕事じゃない。いずれ理事待遇まで昇進するでしょうが、視聴者からは忘れられ、飼い殺しです。だったら、この3月末までの早期退職募集に応じて割増退職金を手にし、認知度の高いうちに民放への転身を図った方が得策と考えても、不思議はありません。今なら高く売れますからねえ」

 前田晃伸前会長のリストラ策で、番組制作の現場からベテランが次々といなくなり、さらに稲葉延雄新会長は政権寄りといわれるから、局内はいよいよギスギスするだろう。そんなことも、ずっと報道・ニュースでやってきた武田は嫌になったのかもしれない。

 では、民放での最初の仕事に、日本テレビ系の春の新番組「DayDay.」(月~金曜午前9時)を選んだのはどんなソロバンなのか。「DayDay.」はエンタメや生活情報がメインのトークショーで、番組進行は南海キャンディーズ山里亮太。思いっきりバラエティー路線になるようだ。武田には畑違いのように見えるが、はたして納得しているのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった