フジテレビ清水賢治社長は「あらゆる選択肢」と含み持たせるも…週刊文春を即時提訴しない理由

公開日: 更新日:

「あらゆる選択肢が検討の下にある」

 芸能界引退を表明した元タレントの中居正広(52)と女性のトラブルを巡り、「週刊文春」が記事の一部を訂正、謝罪した件を記者に問われた際、こう語っていたのがフジテレビの清水賢治社長(64)だった。

 この「あらゆる選択肢」という発言について、一部メディアはフジが文春に対して損害賠償請求を含めた訴訟の可能性も視野に入れているかのように報道。これがネット上で拡散され、《フジVS文春》《文春ざまあ》《文春潰れるのか》などと“祭り状態”となっている。

 文春は昨年の12月26日発売号で、トラブルが起きた日の会食について「女性は社員A氏に誘われた」として社員の関与を指摘していたものの、今年1月8日号では「女性は中居氏に誘われた」と記事を訂正している。

 仮に訴訟に発展した場合、まず考えられるのは女性を会食に誘ったとされた社員A氏が、虚偽記事による名誉棄損などで文春を訴えることだろう。元大阪地検検事の亀井正貴弁護士も、1月30日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演した際、文春の法的責任について、「第1弾の記事が虚偽であるということを前提にするのであれば」としつつ、A氏について「おそらく名誉毀損による損害賠償請求は立ち得ると思いますね」と指摘していた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  2. 2

    松山千春だけじゃない“黒い交際”が切れない芸能人たち…組長の誕生日会やゴルフコンペに堂々参加の過去

  3. 3

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  4. 4

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  5. 5

    いとうあさこ「過去の不倫」告白もダメージゼロ! 本物の“お嬢様”が持つ愛され要素

  1. 6

    松本潤はやっぱり“持っている男”だった! 主演の7月期TBS日曜劇場はヒットの条件が勢揃い、「どうする家康」の汚名返上へ

  2. 7

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 8

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

  4. 9

    パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子

  5. 10

    中居正広氏だけが破った「SMAPの掟」…元女性アナへの“性加害”認定の泥仕合を招いたものとは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菅野智之めぐり「ドジャースvsヤンキース」争奪戦へ…オリオールズで孤軍奮闘もトレード要員へ待ったなし

  2. 2

    「聘珍樓」の3度目の倒産は“氷山の一角”か…格安店の乱立で高級中華が苦境に

  3. 3

    パワハラ報道の橋本環奈"人気凋落"が春ドラマで鮮明に…一方で好感度上げたのは多部未華子

  4. 4

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  5. 5

    さようなら元横綱白鵬…最後の最後まで“問題児”ぶり炸裂、相撲協会は「退職届」受理へ秒読み

  1. 6

    ドジャース大谷がヤンキース現体制を粉々に…「やはり獲得すべきだった」批判再燃へ

  2. 7

    「フラッと大阪万博」にトライ! 予約なし、行列を避けてどこまで楽しめるのか

  3. 8

    進次郎農相の痛恨ミス…備蓄米5キロ1800円でも相場が下がらないカラクリ

  4. 9

    出会いから10日で再婚…梅宮アンナに漂う危うさ

  5. 10

    秋篠宮家の初孫、慶事なのに…眞子さんの出産をテレビ・新聞は当初スルー、宮内庁発表が遅れたミステリー