フジテレビ「再生・改革プロジェクト」の中身 清水新社長「私が先頭に立って」と社員に一斉メール

公開日: 更新日:

 フジテレビの清水賢治社長(64)は6日、「再生・改革プロジェクト本部」立ち上げを常務会で決定したとして、社員にメール通知した。

 元SMAP中居正広氏(52)の女性トラブルへの対応などが問題視される中、清水社長は「課題に真正面から向き合い、組織の在り方を見直し、信頼とブランドを再構築するフジテレビ再生のロードマップの第一歩です。この決意を、まずは社員の皆さんと共有したいと思います」と表明した。

 同本部は社長直轄でとりまとめ、メンバーは20~40代の若い世代と中堅を中心とし、決定したことは即実行し「本部長である私が先頭に立って推進していきます」としている。

 フジテレビはこの「再生チーム」について、ようやくスタートした第三者委員会の調査結果を待たず「自主的に改善点を見つけ、対応策を実行していく組織だ」とメディア取材に説明しているという。フジテレビは一連の問題によって今年度赤字に転落する見通しとなった。これを受けて清水社長が動き、信頼回復に向けて最大限努力していく考えを改めて示したようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ