(20)また食べに来ようかしら
おらくに左の頬をひっぱたかれ、おうらに右の頬を扇子で打たれた峰太は、なおもぽかんとして突っ立っている。
おりょうは改めて峰太を観察した。妙にこぎれいな格好をしている。一昨日から家に帰らなかった者には見えない。白粉のにおいがするような気がしたが、問い詰めても詮なきことだ。…
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