5月場所V若隆景の兄・若隆元が就任 狭き門の裏方職員「若者頭(わかいものがしら)」ってナニ?
4年ぶりに賜杯を抱き、5月場所を盛り上げた関脇・若隆景。その兄である若隆元(34)が27日、引退とともに若者頭の就任が発表された。
「わかものがしら」ではなく「わか『い』ものがしら」と読むこの役職。一体、どんな仕事なのか。
親方のひとりは「ざっくばらんに言ってしまえば……」と、こう続ける。
「協会員のひとりで、本場所を含め、協会の運営を補助する裏方です。その業務は多岐に渡ります。例えば千秋楽に優勝力士から土俵下でトロフィーを受け取ったり、ともえ戦の時は抽選のクジの入った箱を持つ係。負傷した力士を花道で車椅子に載せる補助なども行う。理事長が行う協会挨拶の際、整列する各力士の立ち位置を決めて指示するのも若者頭の役割です。巡業も交代で帯同し、若い力士の教育係を務めることもある。テレビ中継に映る機会も多く、協会のジャンパーを着ている元力士なので、知らない人からは親方と間違われることも多い」
引退すれば誰でもなれるわけではなく、定員は最大8人の狭き門。近年は6~7人で回している。今回は最年長の若者頭、福ノ里が今年6月に65歳で定年退職するため、同じ時津風一門の若隆元が抜擢された。


















