快進撃の名バイプレーヤー山口馬木也に立ちはだかる「唯一無二」の壁…カギは“柔”の演技とバランス感覚

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 見た目のせいか、同じ“濃い顔族”の先輩、阿部寛(61)と比較されることもあるようだ。確かに阿部もコメディーからシリアスまで役柄は幅広いが、ベテラン映画ライターはこう話す。

「山口さんは見た目から《安田顕さんに似ている》なんてことも言われています。もっと若い頃は坂口憲二さん似とか。まあ、イケメンでヒゲが似合うからでしょうが、ただ、裏を返せば、誰かに似ていると言われる時点で、世間的にはまだ唯一無二の存在にはなれていないのかな、と」

 そりゃそうか。“ポスト阿部寛”とか言われているようでは、阿部は超えられない。

「ひと昔前で言えば、故・緒形拳さんもコワモテそうでいて笑うと愛嬌があったり、野性と個性、深みと幅のある役者さんでした。山口さんにもそんな役者を目指してほしいですが、あまりにアクが強くなりすぎると、今度はテレビで使われにくくなる可能性がありますからね。今のバランスがちょうどいいのか、難しいところです」(前出の映画ライター)

 快進撃は、まだまだ続くか。

  ◇  ◇  ◇

 山口馬木也については、関連記事【もっと読む】『山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」』も必読だ。

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