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中川右介

1960年東京生まれ、早大第二文学部卒業。出版社「アルファベータ」代表取締役編集長を経て、歴史に新しい光をあてる独自の執筆スタイルでクラシック音楽、歌舞伎、映画など幅広い分野で執筆活動を行っている。近著は「月9 101のラブストーリー」(幻冬舎新書)、「SMAPと平成」(朝日新書)など。

【10.迷走の予感】独立で完全な自由を手にしたが、大小さまざまなトラブルに襲われ始める

公開日: 更新日:
「冷たい月」制作発表会見での中森明菜(C)日刊ゲンダイ

 1989年12月31日の記者会見の時点で、中森明菜はデビューから7年半が過ぎていた。これは山口百恵の活動期間とほぼ同じだ。ここで明菜が引退したとしてもレジェンドになっただろう。実際、今も親しまれているのは80年代の曲なのだ。

 しかし明菜は復活する。90年7月17日、1年… 

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