1日10グラムのアーモンドがアルツハイマー病の抑制に好影響
アルツハイマー型認知症(以下、アルツハイマー病)の治療に用いられる薬は、病状の進行を遅らせる程度の効果しか期待できません。ただし、植物由来のポリフェノールやフラボノイドなどの成分には、神経の保護作用が報告されており、アルツハイマー病の治療に応用できるのではないかと考えられてきました。
そのような中、認知機能に対するアーモンドの効果を検証した研究論文が、薬用植物に関する専門誌の2026年3/4月号に掲載されました。
この研究では、認知機能に障害を有するアルツハイマー病患者60人(平均71.6歳)が対象となりました。
被験者は、粉末状のアーモンドを1日10グラム摂取するグループ(アーモンド投与あり群)とアーモンドを摂取しないグループ(アーモンド投与なし群)にランダムに振り分けられ、認知機能の変化が比較されています。
認知機能はMMSEとMoCAという2つの尺度で評価されました。いずれも0~30点で評価し、点数が低いほど障害が重度であることを意味します。


















