下高井戸「月見湯温泉」は新宿からすぐの人情味あふれる銭湯
月見湯温泉(下高井戸)
京王線下高井戸駅西口から住宅街を7分ほど歩くと、大きな赤文字で書かれた「ゆ」が目にとまりました。創業66年目の「月見湯温泉」です。昔ながらの宮造りが趣あっていいですねぇ。のれんをくぐり、下足場の木札を手にフロントでサウナ+入浴料1000円を払い、サ室フックキーとタオルセットの入ったバッグを受け取ります。
格天井の脱衣場でマッパになったら、浴場にお邪魔しま~す。ドーム状の天井は高く、開放感バッチリっス。正面の壁には、歌川広重の東海道五十三次をモチーフにした壮大な富士山のモザイクタイル画がドーンと女湯まで続き、昭和の銭湯ムードもたっぷりっス。洗い場に用意されたボディーソープなどで体を洗い、40.8度の幕の内風の白湯にザブン。
「白湯の浴槽内には備長炭入りのケースを設置しているので、遠赤外線効果があるまろやかな湯を楽しめます」と3代目の近藤芳之さん。その湯船には、背中と腰、足首にボボボの冷水枕付き座風呂2床、ハイパワージェットとビリビリ強めのエレキマッサージがあり、高温槽は江戸っ子好みの45.6度。我慢しながらあっちっちに肩まで漬かるも、肌を刺す熱さに速攻で飛び出たぜぇ~。
さらに地下約66メートルから湧出する温泉槽は、時季により温度を変え、その日は40度。薄い琥珀色の滑らかな湯が優しくぶくぶくされて、うっとりしたら、そろそろサウナに参りましょうか。
ドアを開けると、正面はストレート2段ベンチで定員12人。板は3年前に張り替えられたそうですが、まだ新しさを感じる香りがします。平日の日中でも若い常連サンを中心に混みあってますが、奥の上段にスペースを見つけて、どっこいしょ。座面に敷かれたふかふかマットが気持ちよかぁ~。
左手のガス遠赤外線サウナヒーターは、設定92度。ヒーター近くに設置されたテレビの下には、12分計の代わりにデジタル時計が表示され、左右の壁には5分計の砂時計が用意されていました。砂が落ち切っていた砂時計をひっくり返し、情報番組をボーッとながめながら頑張るぜ。
ピシッピシッとかすかにきしむヒーターの下に置かれた香太クンの香りが鼻をくすぐりつつ、じわりじわりと輻射熱が攻めてきたぞ。3分ほどで玉汗が落ちてきました。ふーっ。壁の温度計に目をやると、100度近くに上昇してるじゃん。5分で汗だくになる中、もう一度砂時計をひっくり返したら、座面が広い下段に移動です。
あぐらをかき、座禅ポーズで全集中。よっしゃー! 10分耐え、充実気分で退室です。
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