破産申し立て3年連続で増加…物価高で生活苦《借金250万円》は“死に至る金額”なのか?
《昔カード会社で働いていた妹が車や家のような大型のものではなく、個人で散財した場合 300万(円)借金があるとほとんどの人がもう上がれないって話してた》というXのポストが先日、大バズリしていた。
《古い人間なので、借金250万(円)は人が死ぬ金額(昔の、借金理由で一家心中する人の平均額がそんくらい)という感覚がずっとある》というポストを引用したもので、《分かる気がする》《これは本当に当たっている》なんて“納得コメント”が続々だった。
実際、日弁連の「2023年破産事件及び個人再生事件記録調査」によると、破産債務者の平均負債額は1084万2551円なのだが、割合が最も多いのは、「100万~200万円未満」の16.38%、次いで「200万~300万円未満」の13.46%と続く。
破産理由(多重債務に陥った原因)は、「生活苦・低所得」の65.86%がダントツ。次いで「病気・医療費」の26.44%で、「生活用品の購入」の18.00%が3位だ。
最高裁の「司法統計年報」によると、昨年の個人の破産申し立ては速報値で8万3100件と、3年連続で増加。8万件突破は12年以来13年ぶりというから、《借金250万(円)は人が死ぬ金額》というつぶやきが妙にリアルに響いてくる。生活経済ジャーナリストの柏木理佳氏がこう話す。
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