食欲増進! 食べ物関連本特集(3)ガストは平成の“黒船”だ!「令和になっても気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている」村瀬秀信著
今年も猛暑、酷暑を通り越し、地獄のような暑さの夏が間もなくやってくる。暑いと食欲も減退し、それがさらに体力を奪うという悪循環に陥る。そこで、読めば食欲が増進する食べ物関連の本を紹介する。
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「令和になっても気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている」村瀬秀信著
20年、チェーン店に通い続け、そのありがたみに感謝しつつつづる食エッセーシリーズ第4弾。
外食産業が爆発的に成長した平成の30年を最も象徴するチェーン店として、著者がその名をあげるのは「ガスト」だ。
バブル崩壊後の混迷する外食産業界の荒波の中、低価格路線という旗印を掲げ、ドリンクバーなる最新鋭の大砲をぶっ放しながら、1992年、東京・小平に第1号店がオープン。それまでの価値観を一夜にして塗り替えた美しき破壊者を、著者は平成の黒船と称える。当初のメニューとその味を振り返り、初めて遭遇したドリンクバーや呼び出しベルの衝撃を伝える。
以降、「ひとり焼き肉」で快進撃の「焼肉ライク」をはじめ、「焼き魚のファストフード」をうたう「しんぱち食堂」、著者の心のよりどころだったが閉店してしまった「千成ラーメン西巣鴨店」への惜別の思いまで、35チェーンを熱く語り尽くす。 (講談社 990円)


















