布施博だけじゃない、芸能事務所「倒産ラッシュ」の異変…佐藤企画、サムデイ、フィット…従来型ビジネスモデルに限界
しかし、実は「馬力屋」の破産は、布施だけの問題ではないようだ。近年、芸能事務所の倒産や廃業が増えているからだ。
帝国データバンクによれば、2026年1~8月に判明した芸能プロの倒産は16件。これまで最多だった2016年通年の15件をすでに上回った。 2020年以降では年間5~13件で推移していたが、今年は8月時点で過去最多を更新した。
「近年、目立ったところでいえば、24年3月に壇蜜らが所属していた『フィット』、同12月には藤原紀香らが所属していた『サムデイ』が破産しています。そして今年8月5日には、かつてはしのえみやTAKE2の東貴博らが所属した老舗の『佐藤企画』が破産開始決定を受けています。さらに、破産まではいかなくとも、24年4月には、吉岡里帆らが所属していた『エー・チーム』が休業を発表していますね」(スポーツ紙芸能担当記者)
その背景について、キー局番組制作関係者がこう話す。
「コロナ禍以降、制作費の締め付けはますます厳しくなる一方です。それは出演料に影響し、うちでもゴールデンタイムのバラエティー番組のひな壇でも、アイドルや若手タレントの場合、2万しか出せない。同時にYouTubeやInstagramなどSNSの普及で、タレントが事務所に頼らずに発信し、仕事につなげることも容易になった。さらに、吉本の闇営業問題やSMAPの解散問題などを経て、タレントが独立や移籍をすることも当たり前になった。新人を発掘して育てて、テレビやCMに出演できるよう売り込んで、出演料の一部をマネジメント料として得るという芸能プロのビジネスモデルは曲がり角を迎えていると思います」


















