好奇心をくすぐる絶妙な金額設定「4万5000円あげます」のワナ
「おっ、海外FXの口座開設で4万5000円がタダでもらえる!?」
スマホをいじっていると、景気のいい広告が目に飛び込んできた。
投資関係の検索をしていると、自然とこういうヤツがアップされるのだろう。
「じゃあ、これを使ってノーリスクでお小遣い稼ぎでもしてみるか……」
シニアの好奇心をくすぐるそんな巧妙な誘い文句。調子に乗って画面をタップした瞬間、あなたはすでに抜け出せない泥沼へと足を踏み入れている。
この「4万5000円(約290ドル)」という絶妙な金額設定、なぜこの数字なのか。
少額すぎれば見向きもされないが、10万円単位では逆に警戒される。人間が「おっ、これだけあれば何かできそうだ」と期待感を抱きつつ、警戒心のハードルをちょうど飛び越えてしまう絶妙なまき餌のサイズ感なのだ。
かつてパチンコ店で行われていた「モーニングサービス」や、違法カジノの「1万円分のチップを買ったら2万円にしてくれる」という客寄せの演出とそっくりである。


















