「栗あんころも 江戸菓子茶店 うさぎ屋」篠綾子著
「栗あんころも 江戸菓子茶店 うさぎ屋」篠綾子著
菓子職人・なつめは、江戸・内藤宿で小さな菓子茶店「うさぎ屋」を営んでいる。江戸出店の準備のため、なつめの暮らす泰雲寺に滞在していた京菓子司果林堂の一行は、今朝、京に戻るため旅立った。なつめは数日後に迫った「娘寄り合い」に出す新作菓子の準備に取り掛かる。娘寄り合いは同じ年ごろのおあさとお秋が閉店後のうさぎ屋に集まり恋の打ち明け話をする恒例の催しだ。うさぎ屋の手伝いをする小春は、寄り合いに参加したいが姉のお秋の手前、躊躇しているようだ。なつめはそんな小春のために新たな寄り合いを始める。一方、京に戻った果林堂の長門は、江戸で売り出す新作の試作に余念がない。(「田の実の綱」)
なつめの作るおいしいお菓子と彼女の人柄が、出会う人々の心にしみる人気シリーズ第4弾。 (角川春樹事務所 792円)


















