「欅坂46」がドラマ初出演 同世代が抱える情念や葛藤をエンタメに仕立てた
今からちょうど10年前の2016年9月、深夜に放送されていたのがドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」(テレビ東京系)だ。出演していたのは「欅坂46」である。
欅坂46は、総帥・秋元康が乃木坂46に続いて手がけた、「坂道シリーズ」第2弾の女性アイドルグループだ。この年の4月、デビューシングル「サイレントマジョリティー」で、いきなりオリコン1位を獲得した。
思えば、そのアイドル像は既存のイメージとは異なるものだった。特徴はクールでメッセージ性の強い歌詞と、感情を叩きつけるような激しいダンスパフォーマンスだ。
しかも、彼女たちはあまり笑わない。群れようとしない。さらに大人に媚びることも拒否しているように見えた。“怒れる若者たち”の代弁者という雰囲気だ。グループを牽引したのは抜群の表現力とカリスマ性を持つセンター、当時15歳の平手友梨奈(写真)だった。
テレビ東京は、それまでにAKB48の「マジすか学園」シリーズ、乃木坂46の「初森ベマーズ」など、積極的に“AKB系ドラマ”を制作してきた。欅坂46による本作は、その最新作だった。


















