子どもの近視(4)コンタクトレンズを使った2つの矯正法
エビデンスがある子どもの近視治療として、今回は2つの方法を紹介したいと思います。
まず、「オルソケラトロジー」です。就寝時に特殊なコンタクトレンズを装着して眠る治療方法で、アメリカやヨーロッパなどでは「手術のいらない視力矯正」として人気があります。日本でこの治療が認可されたのは2009年。最初は大人のみが受けられる治療でしたが、2017年から子どもも受けられるようになりました。
オルソケラトロジーで使うコンタクトレンズは、目の中の角膜の形状を平坦化させ、一時的に目の焦点を正しい位置に直します。一晩装着し、朝にレンズを外すと裸眼の視力が改善されています。角膜の形状は一定時間そのままキープできるため、多くの人が裸眼で「物が見える」状態で日中を過ごすことができます。
自由診療なので、初回の診察やレンズ費用は合計で15万~20万円程度(両目)が一般的です。このほか、定期検査やレンズのケア用品の費用がその都度かかります。レンズは3年程度で買い替えとなることがほとんどで、その際は両目で3万円程度が目安です。


















