悪癖直らぬ大の里、横綱8場所で金星14個…パワー頼みの限界「右差しを封じれば勝手に引く」

公開日: 更新日:

 これではどちらが横綱か、わかったもんじゃない。

 昨16日の4日目、横綱大の里(26)が今場所初黒星。師匠・二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の弟弟子である“叔父”の高安に屈し、これで金星配給は8場所で14個目となった。

 立ち合いで勝負が決したこの日の一番。高安の強烈なかち上げで上体を起こされると、立て続けに数発の突き。この時点で大の里のアタマに「押し返す」という選択はなかったのだろう。横に動いて回り込もうとするも、高安に追いつかれて突き倒し。

 最後は何とか土俵際で粘ろうとしたがこらえきれず、倒れる前に自らジャンプして土俵外に飛び出した。

 支度部屋では立ち合いについて聞かれ、「まあ、ああいう形になったので……。前に出る意識を持って明日からやっていきます」と答えると、取材を打ち切った。

 ある親方は「実はこの日の負けはそこまで悪くない」と、こう続ける。

「高安の強烈な突き押しで後退しただけで、自ら引いたわけではない。横に動いていなそうとするのは決して悪い動きではなく、それについていった高安を褒めるべきでしょう。むしろ、勝った初日と2日目の相撲の方が問題です」

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