テレビ局を批判してキャスターを降ろされた中村敦夫

公開日: 更新日:

 さらに中村はこう続けた。
「ぼくらみたいなタレントは電波芸者だからどこのお座敷でも踊るが、今度の移行は花柳流にゴーゴーを踊れと言っているようなもの」

 極めつきは次の言葉だった。
「大人の情報番組を子供の時間帯でやるなんてTBSのトップがアホなのか中間がアホなのか」

 中村は問題提起をしたつもりだったが、会見からわずか5日後に降ろされてしまった。毎日放送側は「あくまでも我々の判断で、TBSは関係ない」と説明した。
「全国ネットの番組でいくら制作を担当しているからといって、一ローカル局がメーンキャスターを勝手に代えることはありえない。中村氏の降板は明らかにTBSの意向によるもの」(テレビ局関係者)

 降板が決まってからも中村のTBS批判は止まらなかった。週刊誌のインタビューに次のように答えている。
「いきなり老人(TBS)に後ろから頭をひっぱたかれたようなもの。怒ろうったって怒れない。ニコニコ笑っている当のご老人を叱れないですよ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情

  2. 7

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  4. 9

    高市早苗総裁はまだ首相じゃないのに閣僚人事?「内閣の要」官房長官に“激ヤバ”木原稔前防衛相のワケ

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言