岩井小百合 初デートでボーイフレンドが急死

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 その後、ただならぬ様子に男性の異常を感じたが、コースターは時速40キロあまりで暗闇の中を疾走中。岩井自身も怖くて隣を見る余裕すらなく、対応のしようがなかった。そのまま走り続けて3分ほどで終点に到着し、安全バーが上がったが、男性が立ち上がることはなかった。突然の事故に岩井は「一瞬の出来事で信じられなかった」という。すぐに担架が運び込まれ、従業員と看護師が人工呼吸、心臓マッサージを施したが、男性はすでに死亡していた。

■ショックを隠しながら全国公演

 死因は脳内出血。所轄署はジェットコースターと死に関連性があるかどうか捜査したが、急発進などの異常はなく、一般的な病死と判断した。乗り場入り口には「高血圧の方、乗り物に酔いやすい方、心臓、脊髄、首に障害のある方」は遠慮するよう注意書きがあるが、男性はプロのサーファーを目指して練習に通うなど健康そのもの。男性は乗る前の岩井とのやりとりでも「おれはジェットコースターなんかは大丈夫なんだ」と話していた。
 脳内出血の場合、数分で死に至ることはめったにない。男性の場合は、心臓をコントロールする脳幹部分の血管が切れたのではないかと推測された。

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