出演作多数 伊勢谷友介に巨額賠償金の支払い能力はあるか

公開日: 更新日:

 問題は、伊勢谷容疑者に“支払い能力”があるのかだ。

「伊勢谷さんは俳優業で稼いだお金を、環境問題をはじめ、教育問題や地方の創生など社会貢献活動にも回していました。実業家の“顔”も持っているとはいえ、社会事業家ですから、儲けるために活動していたわけじゃないし、実際、赤字になることも……5億円超えなんてことになると、正直、苦しいかもしれません」(関係者)

 もちろん判決次第だが、一度ドラッグのイメージがついた芸能人には、稼げるテレビやCMの仕事が回ってこなくなるなんて前例は、いくらでもある。

「表に出る俳優業は厳しいかもしれませんが、伊勢谷容疑者には社会貢献活動を通じて知り合った人脈があります。映画監督としての才能もあるし、クリエーターやプロデューサーとしての能力を高く買っている支援者は少なくない。今後は芸能界でも“裏方”に回って、それでも十分稼いでいけるともっぱらです」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)

 東京芸大卒のインテリで、モデルでデビューと容姿も端麗。NHKドラマ「白洲次郎」(2009年放送)で得意の英語も披露し、映画「あしたのジョー」(11年公開)で力石徹役を演じられるほどストイックで運動能力も高い。バラエティー番組のトークも「ウイットに富んでいてなかなか面白い」(在京キー局関係者)。“黒い噂”もあったとはいえ、「完璧すぎる男」といわれた伊勢谷容疑者の“初めての挫折”だろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 2

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    江頭2:50は収録の休憩中「僕なんかがゲストですいません」と客席に頭を下げていた

  5. 5

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  1. 6

    <第5回>大谷の父母「馴れ初め」は?直々に語られたエピソード「当時、僕は入社2年目で…」

  2. 7

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  3. 8

    江頭2:50が中居正広氏から“バイトCMの顔”を奪取!スポンサーからは絶大支持も地上波が敬遠するワケ

  4. 9

    窪田正孝の"スピ化"は妻か友人の影響か? 《やつれすぎてないか?》とファンやきもき

  5. 10

    Snow Man体調不安説浮上で初の国立ライブに暗雲…ささやかれる旧ジャニーズからの悪しき「働き過ぎ文化」の影響