芥川賞作家・宇能鴻一郎さん死去…元気の秘訣について〈「女、酒、歌」ですね〉とズバリ

公開日: 更新日:

 22年4月22日付の日刊ゲンダイ「注目の人直撃インタビュー」では、元気が足りない世の中について〈皆、もっと正直になればいいと思います〉〈ズバッとセックスや飢え、暴力に目を向けたらいいと思いますね〉と言い、自らの元気の秘訣については〈「女、酒、歌」ですね〉とズバリ。

 そして「戦争に正義などない」とこう訴えた。

「(ベトナム戦争のころ)大江健三郎さんから、反米団体の「ベトナムに平和を!市民連合」への参加要請を受けましたが、断りました。共産党嫌いということもあるかもしれませんが、とにかく私は『正義感』というものを信用していないのです」

 ――戦争になればどちらも正義を主張しますが、どちらにも正義などない?

「ないでしょうね。そこにあるものとして信用できるのは、飢えとセックスですね。あとは、ある意味、暴力も人間の業といえるでしょう」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった