日大長崎・平山監督「ハハハ。私はデカい選手が好きなんです」 私学を率いる重圧、選手集めまで語る
平山清一郎(長崎日大/長崎/47歳)
7日の初戦で立正大淞南(島根)を15-1で圧倒した長崎日大。あす13日の2回戦は有明(熊本)と対戦する。16年ぶり10回目の夏を率いるのは、母校で25年にわたって教壇に立つ平山監督。地歴公民科の教諭でありながら、強豪私学の看板を背負う重圧や選手集めの苦労を聞いた。
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──初戦は立正大淞南を下し、夏の甲子園では16年ぶりの勝利でした。
「私は監督8年目で、コロナで夏の大会がなかった年を除けば7回目の挑戦でした。センバツには3回出ましたが、夏は県大会の決勝に残ることすらできなかった。準決勝や準々決勝で負けて、かなりもがき苦しみました。今回、改めて『高校野球は夏なんだ、甲子園なんだ』と思いました」
──かつては沖縄尚学から全国制覇した金城孝夫氏を招聘するなど、学校は野球に力を入れている印象です。結果を求められる重圧もあったのでは。
「学校から何かプレッシャーをかけられることはありません。しかし、私は私学の野球部監督です。結果が出なければ、いつか降ろされる。その覚悟はしています。肝心の夏に苦戦していたので、『いつまで猶予があるのか』という思いは、もちろんありました。監督を外れ、『部長として支えてくれ』と言われれば当然支えますし、『野球部から外れろ』と言われれば、それも受け入れる。ここは私の母校ですから、立場が変わっても任された役割をやるだけです」
──いっそのこと野球に専念する「職業監督」になりたいと思うことは。
「職業監督になれば、野球で結果が出なければ本当にクビですよね。それはすごい(シビアな)ことだと思います。ただ、私が野球の指導をしたくて教員を目指していた時、恩師から『うちの学校は、ちゃんと授業ができるようにならないと正規採用されないからな』と言われていました。日大を卒業してすぐ拾ってもらい、今年で25年目。授業をして野球を指導するところまでが一つの仕事です。忙しいですが、苦ではありません。野球も授業もどちらもアップデートしながらやっています」
──野球部には授業時間などで優遇は。
「まったくありません。選手たちの一日の流れを聞いたら、びっくりすると思います。スポーツクラスがないので、7時限目までしっかり勉強して、他の生徒と同じテストを受けています。ホームルームが終わるのは午後4時10分で、練習は4時半から7時まで。基本は2時間半です」
──ひょっとしたら、創成館や海星、公立の波佐見など県内ライバル校より不利な条件かもしれない。
「他校をうらやましく思うことはありませんが、もう少し練習したいと思うことはあります。ですが、この環境の中でどうやるかを選手にも求めていますから、私が文句を言うわけにはいかない。我々は、我々のルールの中で精いっぱいやるだけです」
──選手集めは。


















