国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去
現在のテレビを取り巻く性加害やセクハラトラブルの原点とも言える出来事だが、2026年に活動を休止する「嵐」のメンバーの乱痴気騒ぎも報じられている。
08年7月発売の「週刊現代」に掲載されたのが、「『嵐』大野智 『大麻で3P』」というショッキングな記事だ。しかし、当時、絶大な権力を維持していたジャニーズ事務所は「事実無根」と反論し、記事はうやむやのまま闇に葬り去られてしまった。
■非業の死を遂げたAV女優の存在
実は当時、筆者の元にも同じ写真が持ち込まれたことがあった。ある芸能プロモーターが大手事務所の幹部の意向から各方面に写真が持ち込まれたため、“ジャニーズ潰し”の意図が見え隠れしていた。写真の所有者であるAV女優にインタビューする条件で、筆者は写真を預かったが、インタビュー前に彼女は非業の死を遂げてしまった。
「昨年11月にXで大物タレントが“大麻で逮捕”という情報が流れ、一部が過去に大麻疑惑のあった大野だと名指しでポストしたものの、当時、株式会社嵐の代表取締役で弁護士の四宮隆史氏がそれをデマだと否定しています。いずれにしても、中居正広氏の女性トラブル問題や今回の国分のパワハラ、セクハラ疑惑は、ジャニー喜多川氏の性加害問題が発覚する以前、タレントへの教育や監視がまったく行われておらず、野放しにしていた結果だといえるでしょう。ジャニーズが権勢を誇っていた時代は疑惑が報じられても、テレビ局などに圧力をかけて闇に葬り去る中で、タレントたちのモラルは破綻していたといってもいいでしょう」(前出・芸能ライター)