「次は女の子が欲しい」違法な“性別選択”目的の体外受精を国外で…豪インフルエンサーに批判が殺到!

公開日: 更新日:

 日本では医療目的以外では実質的に禁止されている性別選択を目的とした体外受精(IVF)。オーストラリアでも事情はほぼ同じだが、3人の子どもがいる同国のシングルマザーでインフルエンサーのケイトリン・ベイリーさん(31=写真)が、アメリカで性別選択IVFが受けたことを公表し、国内外で注目を集めている。

 ケイトリンさんは2人の男の子と1人の女の子を育てており、4人目に女の子を希望。性別選択IVFが合法なアメリカに渡り、カリフォルニアのクリニックで精子ドナーを選択、IVFを受けた。手続きの総額は渡航費も含めて約4万5000ドル(約660万円)だったという。

 ケイトリンさんはこうした一連の過程を自身のインスタグラムなどで公表したところ、《性別選択は性差別的ステレオタイプを助長する》《将来的に人口の性別不均衡を引き起こす可能性がある》《子どもを商品化し、デザイナーベビーへの道を開く》などの批判が殺到した。

 一方、ケイトリンさんは「自分の体験を共有することで、同じような状況にある人を助けたかった」「人々は自分の体について自律性を持つべき。私の選択は私個人のものであり、誰かを傷つける意図はない」などと反論している。

  ◇  ◇  ◇

 妊娠、出産にまつわる“奇跡”のエピソードを読みたいアナタは、下にある【関連記事】もぜひ!

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  2. 2

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  3. 3

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  4. 4

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  5. 5

    マイナ大混乱に自治体・医療機関から悲鳴続出! 殺到するカード更新、「資格情報のお知らせ」で誤解受診も

  1. 6

    『続・続・最後から二番目の恋』小泉今日子&中井貴一が羨ましい…“生存確認”できる異性の友達を求める女性心理

  2. 7

    埼玉・八潮市の道路陥没事故で3カ月以上も安否不明…被害男性はなぜ「実名報道」されなかった?

  3. 8

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  4. 9

    2025年は「マイナ離れ元年」になる…27万人がウッカリ失効の恐れ、無保険のリスクも

  5. 10

    (1)静かに顕在化する「不登校離職」の現実…子どものケアと仕事の両立が困難に

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  1. 6

    田中圭が永野芽郁と密会していた“妻公認”の仕事部屋…警戒感緩むもバレやすい不倫の痕跡

  2. 7

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  5. 10

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから