年初来安値圏のREITは投資チャンスか? 利回りは4%~6%
私の投資フォームは常に逆張りなので、今の高値のさらにその上を狙うといったことは行わない。これまでも、その時々に何が安いのか、底値なのか、不当に安く評価されているものは何か、そういった分野や銘柄を見つけて投資をしてきた。
このご時世で何が不調なセクターかと言えば、その一つはリート(REIT=不動産投資信託)である。
リートの指数を見ると、年初来の安値圏で推移している。リートは、一般の上場企業のように東証で売買されている。各銘柄は住宅、オフィス、物流、商業施設、ホテルなど、それぞれ特徴を持った物件を保有している。
不調の原因は、日銀の政策金利上昇による国債や社債の利回りの上昇だ。これにより相対的にリートの魅力が薄れた。また、多くのリートは総資産の40~50%の借り入れがあり、今後、金利上昇で支払利息が増え、分配金が減ることも危惧されているのだ。その結果、外国人投資家を中心に今年に入り全面的に売られている。
しかし、4~6%以上の利回りが得られる投資商品を無視はできない。それに、現在のインフレ化において賃料の上昇余地は続く。優良な物件を保有するリートからは、将来的に安定した分配金を得られるだろう。少なくとも元本を取り崩してまで配当する毎月分配型の投資信託などに比べれば、高い運用管理費用や購入手数料を必要としない点においても賢明な投資と言える。
一方、株式全体が暴落した場合、リートも更に株価を下げることを覚えておかないといけない。また、その時が最大の投資チャンスでもある。



















