水谷和子
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水谷和子

2009年から豊洲市場汚染地購入賠償請求裁判に原告参加。最新著は「築地移転の謎 なぜ汚染地なのか」(花伝社)。

ハナから「豊洲ありき」 石原都政幹部の生々しいやりとり

公開日:  更新日:

 築地市場再整備の積立金2400億円は破綻した臨海副都心計画の尻拭いに消えました。残金は605億円。当初予算2380億円の再整備はもう続けられません。

 都の卸売市場の会計予算は独立採算が原則。1999年5月13日には当時の宮城哲夫市場長が、当選間もない石原慎太郎都知事に逼迫した予算状況を説明しています。開示請求で公開された〈説明の概要〉という資料には、生々しいやりとりが記録されていました。

〈豊洲の開発は、地権者との最終合意が平成13(2001)年に予定されており、それから逆算すると平成11(1999)年10月頃には結論を出さないといけない〉

〈豊洲周辺は道路整備が進んでいるが、幹線道路の整備が平成27(2015)年には終了するので、その時点で移れば、現在地(築地)で20年30年かけて整備するより短時間で再整備をすることができる〉

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