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片岡健ノンフィクションライター

出版社リミアンドテッド代表。著作に、「平成監獄面会記」、同書が塚原洋一氏によりコミカライズされた「マンガ 『獄中面会物語』」(共に笠倉出版社)など。

野村証券社員「放火強盗殺人未遂」 被告の父親の証言から垣間見えた素顔

公開日: 更新日:
被害夫婦宅の跡地(筆者提供)

 野村証券の社員が2024年7月、広島市で80代の顧客夫婦から合計2600万円を奪ったうえ、夫婦宅に放火して全焼させた事件は、金融業界の前代未聞の不祥事として大きく報道された。強盗殺人未遂などの罪に問われたその社員(事件後解雇)、梶原優星被告(30)の裁判員裁判が今月、広島地裁であった。

  ◇  ◇  ◇

「ギャンブル依存症だったと思います」

 16日の被告人質問で、梶原被告はそう振り返った。事件当時、ギャンブル性が高い取引「バイナリーオプション」に複数の顧客から金を借りてのめり込み、3280万円も負けていたという。 

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