著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

日本の道を示した5人の思想家の国家論

公開日: 更新日:
左から陸羯南、内村鑑三(=2枚とも国立国会図書館所蔵画像/共同通信イメージズ)、石橋湛山(共同)

 今回と次回の2回はこれまでの流れと趣を変えて、「近代日本の5大言論」について触れておく。日本社会を変えるほどの大きな影響力を持つ言論は、やはり日本社会に燦然と輝いている。それが5つあるのではないかというのが、私の考えだ。以下の5つである。

①陸羯南「近時政論考」
②植木… 

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