200m平泳ぎ世界新の17歳・大橋信に早くも「北島康介2世」の重圧…多くの“後継者”が記録達成後に苦しむ
アジア大会(愛知)は25日、男子50メートル平泳ぎ決勝を行い大橋信(17)が27秒01で3位。100m、世界新記録の2分4秒83をマークした200mとの三冠はならなかったが、リレー2種目と合わせて5個目のメダルを手にした。
200m平泳ぎでは北島康介が2002年の釜山アジア大会で2分9秒97の世界新をマークし、04年アテネ、08年北京と五輪2大会連続二冠の偉業を成し遂げた。競泳界のレジェンドと同じアジア大会で世界新を樹立した大橋には早くも”北島2世”として、28年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得が期待されている。
前回24年のパリ五輪で日本勢は松下知之が男子400m個人メドレーで獲得した銀メダル1個に終わっただけに、大橋はお家芸復活の救世主と位置付けられているものの、世界記録達成がその後の飛躍につながるとは限らない。
これまでも“北島2世”と持ち上げられながら、パフォーマンスを発揮しきれなかったスイマーが少なくないからだ。
12年の岐阜国体では志布志高3年の山口観弘(当時18)が200m平泳ぎ決勝で2分7秒01をマークし、同年のロンドン五輪でダニエル・ギュルタ(ハンガリー)が樹立した2分7秒28の世界記録を更新。一躍、北島の後継者として注目を集め、同学年の萩野公介(16年リオ五輪400m個人メドレー金)、瀬戸大也(同銅メダル)とともに日本の競泳界をけん引するトップスイマーとして期待されながら、東洋大進学後は伸び悩み、五輪出場は叶わなかった。


















