フィギュア中井亜美に立ちはだかる“復活のトルソワ”…結婚・出産経ても「4回転」はキレッキレ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ初戦のフランス杯で連覇を果たしたミラノ・コルティナ五輪女子シングル銅メダルの中井亜美(18)が日本時間26日に会見。次戦の米国杯(11月13~15日=ワシントン州)に向けて「ショート・フリーとも完璧な演技で目指すは1位」と、今季2勝目を目標に掲げた。
米国杯の結果次第では、シリーズ上位6人によるGPファイナル(12月10~13日=中国・重慶)への進出が決まる。2年連続ファイナル進出を確実にするには、フランス杯に続く優勝が求められるものの、かつてのロシア女王(2021年)が中井に立ちはだかる。
24年に結婚、昨年8月に出産
アレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ=22)だ。「鉄の女」ことエテリ・トゥトベリーゼ・コーチに師事。19~20年シーズンにシニアデビューし、GPファイナル3位。翌シーズンは世界選手権(スウェーデン)で表彰台(3位)に立つと、22年北京五輪では銀メダルを獲得した。その後、リンクを離れて24年に結婚。昨年8月の長男出産を経て、今年9月の木下グループ杯(東京)で、約4年半ぶりの復帰を果たした。
全盛期には「4回転の女王」の異名を持ち、女子では史上初めて「トーループ」「フリップ」「ルッツ」と3種類のジャンプに成功した。ママになっても、武器とする4回転ジャンプのキレは健在で、9月の大会ではフリーの冒頭に4回転ルッツを成功させた。
復帰に際し、一時はたもとを分かったトゥトベリーゼ・コーチに再び師事。母国ロシアによるウクライナ侵攻で同国のアスリートは国際大会への参加禁止の制裁を科されているため、個人の中立選手(AIN)として、優勝を目指す。
中井は自身が目指す「完璧な演技」を披露し、ママになった「4回転女王」を凌駕できるか。


















