専門家が仰天指南 アスリート「体毛ツルツル」のメリット

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 やっぱり彼もツルツルだった。

 昨年の暮れの12月21日、瀬戸大也選手(25)が短水路国際リーグ決勝大会の2種目で優勝。若い女性のようにきれいに剃られた脇の下をみせながらガッツポーズをした。

 水泳選手は全身の毛を剃り上げて大会に臨むという話は有名だが、その一方で陸上短距離選手は長髪をなびかせながら走る者もいる。アスリートはそれぞれどのように体毛について考えているのか。

「私は大きな大会の前になると必ず毛を剃りますね」と言うのは、昨年の競泳日本選手権、男子1500メートル自由形3位の仲家槙吾選手(23)だ。

「中学3年くらいの頃から周りの影響で始めました。水の抵抗を減らす目的に加え、剃毛することで肌が水の感覚をつかみやすいというのも大きな理由です」

 北京五輪陸上4×400メートルリレー日本代表の堀籠佳宏氏(39)は「毛髪はタイムに影響しないという論文が出ていますし、まったく気にしたことがありません」と言い切った。

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