スター軍団の伝説のおもてなし「人間、お腹がいっぱいで怒る人はいないんだ」

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 前回、故・林家三平のおかみさん、海老名香葉子さんが三平さん亡き後、林家一門をまとめ、長男・次男を立派に育て上げたという話を書いた。おかみさんはマスコミ以外にも“おもてなし”の達人だった。

「もてなす」という言葉で思い出すのは、やはり石原裕次郎さんが率いた「石原プロモーション」(2021年に解散)だ。

 裕次郎さん、渡哲也さんはもちろん、舘ひろし神田正輝ら大物揃いで、映画ドラマを製作した芸能プロだ。「西部警察」というドラマはよく知られるが、三浦友和がレギュラー出演していた時期があった。ちょうど三浦百恵さんと結婚した直後で、ちょっとしたゴシップがあり、撮影現場にマスコミ各社が集まって「友和を取材させろ」「撮影の邪魔だ!」と殺気立った雰囲気になったことがある。

 そこへ石原プロの故・小林正彦専務(顔写真)がひょっこり駆けつけ、「わかった、わかった。友和の出番終わりに話をするよう交渉するから待ってくれ」と切り出し、「少し時間がかかるからその間に食ってくれ」と大量の弁当を置いていった。

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