株による損失で恐喝疑惑を報じられた板東英二

公開日: 更新日:

 同年10月、週刊誌の報道で一連の事件が明るみになる。兵庫県警も告訴があった事実を認めた上で、「場合によっては板東さん本人の事情聴取もありうる」とコメントした。

 この報道を受け、板東は10月8日深夜に釈明の緊急会見を開いた。まず板東は暴力団との関係を否定した上で「真実はひとつです。みなさんがお調べになればわかることです」と繰り返すのみ。疑惑の核心には触れないまま会見は終了した。
“限りなく灰色”の記者会見に疑惑は強まるばかり。4日後の12日、今度は大阪で記者会見を開いた板東は「社長と会ったのは事実。向こうから“これでいいか”と借用書を持ってきたんです。私から何も強要していません」「モメたことは事実だが、もう終わった問題。こんなに大ごとになるとは思ってもみなかった」と釈明した。株の損失は認めた上で「指南役の人の好意で弁償してもらいました」とコメント。社長との関係は「ごたごたしましたが、いまは元のさやに収まりました」と解決を強調した。

 暴力団についても「何もないのでお調べくださいといったまでで、暴力団との関係はありません」と関係を否定した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?