株による損失で恐喝疑惑を報じられた板東英二

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 同年10月、週刊誌の報道で一連の事件が明るみになる。兵庫県警も告訴があった事実を認めた上で、「場合によっては板東さん本人の事情聴取もありうる」とコメントした。

 この報道を受け、板東は10月8日深夜に釈明の緊急会見を開いた。まず板東は暴力団との関係を否定した上で「真実はひとつです。みなさんがお調べになればわかることです」と繰り返すのみ。疑惑の核心には触れないまま会見は終了した。
“限りなく灰色”の記者会見に疑惑は強まるばかり。4日後の12日、今度は大阪で記者会見を開いた板東は「社長と会ったのは事実。向こうから“これでいいか”と借用書を持ってきたんです。私から何も強要していません」「モメたことは事実だが、もう終わった問題。こんなに大ごとになるとは思ってもみなかった」と釈明した。株の損失は認めた上で「指南役の人の好意で弁償してもらいました」とコメント。社長との関係は「ごたごたしましたが、いまは元のさやに収まりました」と解決を強調した。

 暴力団についても「何もないのでお調べくださいといったまでで、暴力団との関係はありません」と関係を否定した。

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