勝新太郎 コカイン不法所持と迷言録

公開日: 更新日:

 91年3月12日、ハワイの移民帰化局から強制退去命令が出される。この時、会見で出たセリフが冒頭のパンツ発言。強制退去処分に異議申し立てをして帰国を先送りし、麻薬撲滅チャリティーにも出席した。「愛するハワイで麻薬事件に巻き込まれてしまい、なんとお詫びしていいものか」と挨拶し、「世界中の若者をドラッグから救いたい」と語った。「この苦しみを忘れるなと戒めてくれるのはパンツ」と冗談も飛び出した。

 もっとも、いつまでもハワイに居座るわけにもいかず、5月12日、「総理大臣の代わりはいるが、オレの代わりはいない」「オレは権力と闘う」と、482日ぶりに帰国。警視庁から事情聴取を受ける。

 しかし、演技にかけては百戦錬磨の勝は「機内でもらった」という主張を崩さず、取調官も振り回されるばかり。裁判でも「オレを突き飛ばした捜査官も座頭市の悪役のように謝ってきたが、NGだよ」。証拠品の大麻を見せられた時は「これはモノが良くない」。機内で麻薬を渡した男性について問われると「あれは神様? 今度のことは神様がオレに与えた試練だ」と仰天発言を繰り返した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪