橋田ドラマ「なるようになるさ。」低迷理由はTBSにあり?
とうとう視聴率5%台
もうどうにもならなくなってきた連ドラ「なるようになるさ。」(TBS系)。視聴率は5%台まで右肩下がりで、シーズン1の平均が12%台だったことを考えると、散々だ。脚本の橋田寿賀子もショックで「絶筆を決意した」などと一部週刊誌に報じられていた。
NHKの前身、東京放送局がラジオ放送を開始した1925年生まれの橋田。もう89歳だ。「おしん」をはじめ「渡る世間は鬼ばかり」など数々のヒット作を送り出してきた脚本家にブレーキがかかったとしても、不思議はない。
「橋田さんお得意の説明調の長ったらしいセリフが『時代遅れ』という指摘はありますが、それは違うと思う。高齢の視聴者には、その方が分かりやすいという声もあるんです。ほのぼのとした日常を描く橋田ドラマは、半年、1年のロングスパンで放送した方がいい。のんびり見ているうちに何となくハマってしまうのが、橋田ドラマなんです」(同局関係者)
それを「なるようになるさ。」のように3カ月の1クールに収めようとすると、どうしても内容が駆け足になる。