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湯川れい子
著者のコラム一覧
湯川れい子音楽評論家

東京都目黒生まれ。山形県米沢で育つ。60年、ジャズ専門誌「スウィング・ジャーナル」への投稿が認められ、ジャス評論家としてデビュー。早くからエルヴィス・プレスリーやビートルズを日本に広めるなど、独自の視点による音楽全般の評論を手がけるほか、作詞家としても「涙の太陽」「ランナウェイ」「センチメンタル・ジャーニー」「六本木心中」「あゝ無情」「恋におちて」などヒット曲多数。

奇跡のような本当の話

クミコ「広い河の岸辺」

 大きなヒット曲が生まれる時は、必ずそこに偶然ともいえるドラマが介在するものだ。

 クミコが歌う「広い河の岸辺」を自身で日本語訳したケーナ奏者、八木倫明さんの同名タイトルのデビューアルバムが出たのは、あの3・11から1週間ちょっとが過ぎた頃だった。<…

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