史上初! アクロバット飛行の名手が走る列車に飛行機で着離陸できた

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 アクロバット飛行の名手として知られるイタリア人パイロットのダリオ・コスタさん(44)が、走る貨物列車の上に着陸し、さらにそこから離陸するという航空史上初の偉業を成功させて注目を集めている。

 列車への着離陸はなぜそんなに困難なのか? 最大の要因は、着陸時に飛行機と列車の位置と速度を完全に一致させなければならないこと。さもなければ列車から落ちたり、オーバーランしたりしてしまう。

 次に列車は最高時速の120キロで走行するが、これがコスタさんが操縦するアクロバット飛行専門機「ジブコエッジ540」にとって失速直前の速度であることだ。

 さらにコスタさんが着地点となる最後尾車両の屋根部分を目視できるのは着陸のわずか数秒前。事実上の「目視なし着陸」になる。こうした高難度の複数の条件を列車が生み出す強烈な乱気流の中でクリアしなければならないのだ。

 複雑な着離陸を再現するためのシミュレーションやテストなどの入念な準備が足かけ2年にわたって行われ、挑戦は2月15日、トルコのアフィヨンカラヒサールで実施された。コスタさんが操縦するジブコエッジ540は列車最後尾車両に見事に着陸。そして再び離陸させることに成功した。全行程は50秒ほど。

 写真は着陸直前の決定的瞬間だ。

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