清原逮捕で注目再び…田代まさしが3日連続テレビに登場

公開日: 更新日:

 清原和博容疑者(48)の覚醒剤事件が意外な人物にもスポットライトを当てている。同じく薬物事件で逮捕され、茶の間から姿を消していた元タレントの田代まさし氏(59)が、3日連続でテレビに出演しているのだ。

 田代氏は3日、NHK「ニュースウオッチ9」のインタビューVTRに登場。薬物依存者のための回復支援民間施設「ダルク(DARC)」でボランティアスタッフとして働く姿が映し出された後、「(薬物には)寂しさとか孤独とか最初はそこから入るけど、1回やってしまうと次に次にという気持ちが勝ってしまう」と、自らの体験を踏まえつつ説明した。

 翌4日には情報番組「Nスタ」(TBS系)にインタビュー出演。薬物に対して、「重大なことを犯すというイメージがなかった」「1回ぐらいだったら良いかなという軽い感覚で始めた」と、転落のきっかけを明かした。

 さらに5日、「とくダネ!」(フジテレビ系)にVTR出演した際は、清原容疑者が覚醒剤の入手経路を明かさないことについて独自の見方で迫った。「報復を恐れているのでは?」という世間の見方とは一線を画し、「出所した時、連絡できなくなり次に頼めなくなるから」と薬物経験者ならではの考えを示した。

 田代氏は2001年12月に覚醒剤で逮捕された後もたびたび薬物で世間を騒がせテレビから姿を消していた。その田代氏が今、連日のテレビ出演を果たすとは何とも皮肉な話である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった