捜査のメスどこまで? 清原容疑者の覚醒剤人脈は“宝の山”

公開日: 更新日:

 覚醒剤のドロ沼から抜け出せなくなっていた清原和博容疑者(48)をマークしていたのは、警視庁だけじゃない。

「マトリ(厚労省麻薬取締部)も狙っていた。ただ、マトリは清原の周辺にいる大物芸能人などの“覚醒剤人脈”を一網打尽にしようとしていたフシがあります。それを警視庁に横取りされた格好です」(警視庁OB)

 清原容疑者の逮捕に動いたのは、警視庁組織犯罪対策5課の中でも芸能人や特殊な内偵捜査を担当する「特命班」。ASKA逮捕にも動いたチームだ。ほぼ24時間態勢で清原容疑者の行動を確認し、捜査関係者は「いつ、どこでもやれる」と豪語していたという。

「清原のように前(科)のない有名人を逮捕するからには、失敗は許されない。クスリの売人など、確度の高いリーク情報があったのでしょう。一方で、清原の逮捕直前まで女性が一緒だったという情報もある。ASKA事件のように、覚醒剤はカップルで逮捕するケースが多い。当然、警視庁もそれを狙ったはずなのに、清原ひとりしかパクれなかった。女性を取り逃がした可能性があるのです。清原逮捕は大金星のはずなのに、逮捕の発表会見も、なぜか捜査幹部は浮かない表情だった」(前出の捜査事情通)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝